
こんにちは、兵庫県西宮市を拠点に近畿一円で造園工事を行う和泉植木店です。
「庭木の剪定って、いつやればいいの?」「自分で剪定するには何に気をつければいい?」
そんな疑問をお持ちの方へ、今回は剪定のタイミングや注意点について、剪定の実績を豊富に持つ当店の視点からわかりやすく解説いたします。
庭木の剪定に適した季節と、それぞれの特徴
剪定を行う時期は、庭木の種類や目的によって異なります。
しかし、基本的には「春・夏・秋・冬」それぞれの季節に応じて、適切なタイミングと注意点があります。
適切な時期を見極めて作業を行うことで、庭木の健康維持や景観向上につながります。
春(3月〜5月)
春は新芽が芽吹く時期で、庭木の生長が盛んになります。
花後に剪定する品種や、冬に実をつけた庭木の整理などが主な目的です。
花や実を楽しみたい方は、芽の位置に気をつけて枝を残すのがポイントです。
剪定後は成長が早いため、全体のバランスを意識したカットが求められます。
夏(6月〜8月)
強い日差しと高温の影響を受けるこの時期は、生長の抑制が目的になります。
混み合った枝を間引くことで風通しが良くなり、病害虫の予防にもつながります。
ただし、剪定後は庭木がストレスを感じやすくなるため、作業は涼しい時間帯に行い、水分補給にも注意が必要です。
秋(9月〜11月)
秋は成長が落ち着くため、庭木の形を整えるのに適した季節です。
夏に伸びた枝を切り戻したり、落葉前の整理を行ったりすることで、次の春の芽吹きがスムーズになります。
冬の寒さに弱い庭木は枝を多めに残すなど、樹種ごとの判断も大切です。
冬(12月〜2月)
冬は庭木が休眠期に入るため、剪定によるダメージが少ない時期です。
樹形を大胆に整えたい場合や、枯れ枝・不要枝の除去などに最適です。
ただし、寒さが厳しい地域では凍害や雪害への配慮も欠かせません。
庭木ごとの耐寒性を見極めた上で、剪定の度合いを調整しましょう。
剪定タイミング早見表
春:花後の整枝・伸びすぎた枝の整理
夏:風通しの確保・形の調整
秋:形の修正・冬に向けた準備
冬:休眠期の大規模剪定・枯れ枝の除去
剪定時に意識しておきたい大切なポイント
剪定の目的や方法を明確にしておくことで、不要な切りすぎや、逆に手入れ不足になるのを防げます。
目的に応じて、どの枝を残すか、どれだけ切るかをあらかじめ考えることが、剪定の成功につながります。
目的と方法を決めてから剪定する
剪定の主な目的には、樹形の整備・花や実の促進・病気の予防などがあります。
たとえば「花をたくさん咲かせたい」「枝が建物にかかってきた」など目的がはっきりしていると、どの方法を選ぶべきかも明確になります。
庭木の種類や生長具合に応じて、軽剪定・強剪定といった使い分けも検討しましょう。
切るべき枝を見極める
剪定では、以下のような枝を優先的に取り除くのが一般的です。
●枯れている枝や病気が見られる枝
●内側に向かって伸びている枝
●他の枝と絡まっている・交差している枝
●生長方向が乱れている枝
また、剪定の量が多すぎると木への負担が大きくなるため、切りすぎないように注意が必要です。
剪定をご検討中の方へ|まずはご相談ください
庭木の剪定は、高所での作業や重機の使用が必要になることもあり、思わぬ事故やトラブルの原因になることもあります。
和泉植木店では、庭木の種類・環境・お客様のご要望に合わせて、安全で適切な剪定作業を行っています。
西宮市を中心に、近畿一円で多数の剪定・伐採・庭リフォームの実績がございます。
まずは現地の状況確認から、お気軽にご相談ください。
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経験や資格は問いません。
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教育体制やサポートも整えており、未経験からでも安心してスタートできます。
季節に合った剪定と、正しい手入れが庭木の健康と景観を守ります。
和泉植木店では、現場経験に基づく丁寧な対応を行っていますので、お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。



